2018年からちょうど5年間放送された『Creepy Nutsのオールナイトニッポン』シリーズ。2018年当時、あまりラジオを聴く本数が多くなかった自分が毎週聴き続けるほど、2人の喋りに惹きつけられました。
番組終了のショックが大きく、ずっとブログ記事にまとめられずにいましたが、丁度1年経ったあたりで更新しよう……と思っていたそんな中、体調不良により放送休止となったAdoのANNの代打としてCreepy Nutsのオールナイトニッポンが1夜限りの復活！！！Adoの体調が心配ではあるけど、Adoリスナーには申し訳ないが正直こんなに劇的な知らせがあるのかよ！とテンションが上がってしまいました。
今夜放送される特番を前に、さすがに最終回の記事をアップするタイミングはここしかないと思ったので、更新します！
Creepy Nutsのオールナイトニッポン（2013.3.27）
オープニングではいつも通りの挨拶に続いて、「普段聴いてもないのにこういう時だけ集まってくる野次馬もいらっしゃいますから…」と刺していく松永ｗ
R-指定「5年で身に付かんかったか、オブラート…」ｗｗ
最終回はただの思い出作りであり次に繋げる必要がない。何をしようが結果につながることはない。最終回は内輪だけが楽しいものであり、今日だけ聞いても何の意味もない。野次馬の連中と、最終回で勝手にエモくなっちゃうエモ泥棒もやめてほしいと冷静すぎる2人ｗｗ 「初めて聴いたけど泣いちゃった」なんて奴は絶対やめてほしいがそういうのが横行している昨今についても愚痴を吐くｗ いつもは松永単独でブラックな面を見せていたけどこの日に関してはRも意見を重ねていたのがちょっと新鮮だったな。
松永「何かを期待しながらラジオをつけるの今後やめてくださいみなさん。何かを期待して、ラジオの周波数に合わすことは、一生金輪際やめてください！不快です！」ｗ
R-指定「なんでな、なんで辞める奴がさぁ、今後のラジオの向き合い、（笑）リスナーへさぁ、何を啓蒙してんねん！（笑）」
オフィシャルな発言を求めてラジオを聴くのは絶対やめてほしい・世間が裁かなくても俺がリンチすると危なっかしい宣言をし始める松永ｗ この頃は同時期に最終回直前だった『スッキリ』で起こったオードリー春日の件について、ラジオで本人からの謝罪がなく議論になってたけど、それにめちゃくちゃ思うことがあったんだろうな。
オフィシャルな言及からは最も遠い場所がラジオだったはずなのに、いつしかそれを期待して聴かれるようになったことをキショがる2人。そしてヒップホップアーティストのラジオにも関わらず、逮捕者が出ることなく5年走り抜けたことも褒めてほしいとR。
R-指定「某有名番組は5年で5人やからな」ｗｗｗ
単発のANNR初回は2016年。当時ニッポン放送のチーフだった藤原さんが暴走して2人の起用に至ったとｗ 自分たちがレギュラーになった2018年4月に藤原さんはオールナイトニッポンから移動、そして2023年春にCreepy Nutsがラジオ卒業するのと同時に藤原さんもニッポン放送を退社するとｗ なおレギュラー化の際はヤンチャだった金子DにCreepy Nutsを任せるかどうか悩んだらしい藤原さん。なんて内輪話を長々とすることでエモ泥棒への牽制を行う2人ｗｗ 藤原さんを想像して勝手にエモくなってみろと挑発までする。
R-指定「ちなみに2メートルぐらいあります、藤原さん（笑）」ｗｗ
でけぇな！！ｗｗ
この番組の過去音源はオールナイトニッポンJAMで配信中。なのでいつでも会うことができる。さようなら！とかではない。
松永「俺たちは会った気しないけど」ｗ
R-指定「うっふっふっふっふ（笑）一方的には会うのか、そうか」
松永「俺たちはその、もうあの、あまり関係ないという」ｗ
始まった頃は東久留米に住んでた松永。タクシーだと14000円かかったとｗ TBSのACTIONやってた頃はわざわざ家に帰るのも手間なので赤坂のホテルを取ってもらって泊まっていた。チェックアウトが早いのでTBS近くの公園でサラリーマンや鳩と一緒に時間を潰してからACTIONに入ってたとｗｗ どの公園にいたかをダラダラと解説する松永。ここ本当に最終回とは思えない時間の使い方だったなぁｗ
お互いの服装や風貌の変遷、松永が住んでた東久留米の家はみんなが思ってる東久留米なのか？、なんて話のあとにフリースタイルダンジョンでRのラスボスがすぐ終わったという話題に。詳細を話そうとすると誰かに迷惑がかかるからと躊躇うRｗ 話せないことを逆手に取り別の理由を詮索し始め、どうせめっちゃ負けたんだろ！と揶揄う松永。
R-指定「ちゃうちゃう、松永さん、負けてないしぃ、恐らくぅ、恐らくな？恐らく、未だに俺現役最強やねん。ほんでぇ…」ｗｗｗ
松永「はっはっはっは！（笑）はっはっはっは！（笑）誰もエモくなんないよこんなの！」
「このままだとヒップホップ=MCバトルのイメージになってしまう」「俺がラスボスでいることで誰も勝てない！」などとZeebraさんに相談して番組を終わらせた、と理屈をこねるR。するとここからジブさんがどう答えたのかを想像する松永。何を言っても「ウォイッ！！」しか言わないZeebra（CV.松永）ｗｗ
R-指定「松永、会話はできるよあの人」ｗｗ
ジブさんはラジオ側の人間、オードリーのオールナイトでいうバー秀やビトタケシみたいなの、など散々お世話になったはずのジブさんをメタクソにイジる松永ｗ
松永がクレジットカードの番号を言おうとした回もあったと振り返る2人。あの頃は1枚しか持ってなかったので番号も記憶できたが、今は法人用のカードを含め多数持つようになり把握しきれないと。
R-指定「まぁなんか、素直になんか、売れたんやなお金持ったんやなって喜びたいけどなんかヤな感じしますね。『把握しきれないっす』（笑）」
松永「そうだな〜」
R-指定「まぁ、だからその、なんやろな、そのぉ、嫌われ者、な、のかな……」ｗｗｗ
松永「はははははっ！（笑）はははははっ！（笑）」
R-指定「天性の！お前は。天性の嫌われ者なのかな」
とかダラダラ喋ってるうちに45分すぎる！最終回なのに曲をかけられないまま駆け足でタイトルコールへｗ
R-指定「ちょっと待ってこれマジ終わりたくない奴みたいな捉えられ方したら恥ずいから早よ行こ！それでは初めていきましょう！」
松永「もうやだ。もうやだもう。最悪」
R-指定「Creepy Nutsの、オールナイトニッポン！」
松永「はぁもう最悪それ。それ最悪！はぁ〜！」
グッダグダｗｗｗ
提クレ後に松永選曲《T.O.P.／Fuck U Motherfucker》。番組初期に流して盛り上がった奴だ！
サバンナ八木のパナキぐらい何からでもエモに繋げられるリスナーに扮したメールが来たと思えば、キツめの古参をアピールする奴に扮したリスナーからまた面倒臭いメールが。もちろんこれらはネタだが、
R-指定「そういう奴を、イジるなよ？あの、お前。お前がメールのために降ろした人格、ホンマにそういう人たちはおるんやから！ホンマの人をイジっちゃダメよな」ｗｗ
ジブさんをバー秀扱いするリスナーのメールを受けて、Rがジブさんからの電話がきたら一旦置いて心を落ち着かせてから出る…と話す。電話無視してんじゃん！と詰めていく松永。そこから理屈を述べるが、「最新の注意を払って」などとどんどん墓穴を掘っていくRｗ
R-指定「今日でお前のことマジ嫌いになりそう。ウザすぎる。ウザいこいつ」ｗｗ
展開を生もうとする松永に対し、お前がエモを生んでると反撃しようとするR。
R-指定「照れ隠しのその、茶化ししてるやん、お前が」
松永「はははははっ！（笑）」
R-指定「あーっ！お前！顔真っ赤でエモっ！エモっ！」
松永「どっちがエモいか（笑）エモのなすりつけ合い何これ？お前のほうこそエモいじゃん！」
R-指定「エっっモお前！お前エモすぎやろ！」
松永「お前それはエモすぎる、お前エモいわそれ、ハッキリ言って」
R-指定「人にエモって言う方がエモやから」ｗｗ
松永「はははははっ！（笑）」
R-指定「こいつアホや、人にエモって言う奴が…」
松永「みんな聞いてずっとコイツにエモいこと言われてる！どうする？みんなどうする？」
R-指定「ちゃう、そうやって言いふらして、お前1人で家帰ってエモやろ？」ｗｗｗ
松永「ははははははっ！（笑）やんねぇよ！」
R-指定「みんなの前では人にエモなすりつけて、家帰ったらお前が一番1人でエモ、ヤバっコイツ！エモすぎやろ！ｗ
松永「1人でエモいことしてるわけねえだろお前！やんねえよ！」
R-指定「エモいってお前。エっモ！お前エモ永やん！」ｗ
松永「エモ永じゃねえよ！エモ永じゃねえ、お前一日8回エモったってホント？」ｗ
R-指定「いやいやいや俺がエモるわけないやん。お前家帰ったらエモ本ばっかりあるやん（笑）」ｗｗｗ
松永「ははははははっ（笑）」
R-指定「お前お母さんに見つかって、エモビデオ（笑）無修正のエモビデオとかお前見てんねやろ家帰ってから」ｗｗｗ
松永「持ってねぇよ！エモビデオなんか！」
R-指定「…………ヤバい。このやりとりもエモいって言われる。あいつら無敵やから」ｗｗ
この流れで《Creepy Nuts／よふかしのうた》に突入。R-指定の即興トークスキルが最終回でも発揮されまくる！「エモ本」「エモビデオ」とかそう辿り着かんって！ｗ
曲終わりに、番組終了後1ヶ月後にある番組イベント『日本語ラップ紹介ライブ』のお知らせｗ R曰くみんなに見送られて出発してもGWに普通に実家帰るような現象だとｗ エモは最終回ではなくこっちに持っていってほしいと。
松永「エモには、課金が必要です」ｗ
最終回だが【大江戸シーラン】を普通にやる！「亀頭に被せるヘッドギアがあったら手のひらサイズで絶対可愛い♪」「ざる そば 少 ない♪」ｗ 5年間ちょうどいい歌詞を探したが見つからず、というエンド。さらに【GAL OF THE DEAD】も。ギャルでもゾンビでもなく下ネタ喋る関西人でしかないメールばかり採用され、最後は誰にも相手されないで置き去りにされて終わるオチｗｗ
番組も残り20分ほどになるも、「テレビやラジオの最終回を悲しむリスナーたちのツイートを見てシコる『エモニー』を嗜む者」だったり、「エモすぎてエモん汁が出てきてめっちゃ糸引いてる」リスナーだったり、ひっどい奴からメールが来るｗｗｗ この流れで【日本語ラップ紹介】。音楽活動に専念するRが、これからいろんな形の音楽を見せたいという想いがあり、現時点で自身の更新されたラップを聴いてほしいと《梅田サイファー／アマタノオロチ》を選曲！
エンディング曲も流れ、ラストのブロックに突入。「エモニーも、エモん汁も、全てが尊い。最後にみんなで、エモックスしよう」とか最後までずっと酷いメールが続くｗｗｗ オフエモ・エモフレ・エモ吹きなどとワードをさらに付け足していくRも同様に酷いｗ 散々喋り倒したが3分も持て余す2人。
R-指定「確かになんか、エモっちゃった感じ、エモり終わった後のなんか…」
松永「賢者タイムというか」
R-指定「エモんじゃタイムが今…」ｗｗ
一応締めに入るR。また会おう！と言おうとしてもまだイベントはあるし、曲も出すしライブもするし、「観に来いよな！」と。自分たちは変わらないのだとアピール。………だが締まりきらず、まだ時間は残ってる。
松永「嘘だろ？時間余ってるもしかして？」
R-指定「……そう。」ｗｗ
松永「ははははっ！（笑）前代未聞（笑）」
R-指定「まさかのぉ、まさかの、ホンマにさっきのメールでたぶん、出ちゃった（笑）」ｗ
松永「ははははっ！（笑）」
R-指定「出ちゃってぇ、今までで一番終わり方困ってんねん」
松永「いいしな、別に。次ないから成立させるとか」
R-指定「確かに！なんかこういう……………あ、ちょっと……」
松永「じゃあなんか、じゃあ、一応終わっとくか」
R-指定「終わっとく？」
松永「うん、あの………じゃあ………、R、終わっちゃってください」
R-指定「うん、はい。ここまでのお相手は、Creepy NutsのR-指定と」
松永「俺」
…………いやラジオ初めてか！！！ｗｗｗｗｗ
5年間走った最終回とは思えないグダグダな終わり方に笑ってる暇もそうなく、この5年間の名シーンのダイジェスト音声が流れ始める！スタッフが一番エモいことしてる！！
というわけで昨年放送された最終回を振り返っていきました。芸人ラジオじゃないからこそオチを特別求めようとせず、毎週ふざけたトークもたまに真面目なトークも一緒くたになりながら話し、アドリブで暴走する松永や静止したりたまに乗っかったり多彩なワードでオチをつけたりするR-指定のコンビネーションがめちゃくちゃ楽しい番組でした。
その2人がまだ世間的には無名だったのが徐々に有名になり、ヒット曲にも恵まれ、これからラジオもどんどん味わい深くなっていくんだろうなと思っていた矢先の、当然の番組終了。青天の霹靂でした。毎週ただただ楽しく聴いていて、学生の頃は知らなかった深夜ラジオの楽しさが味わえ、勝手に自分の青春でもあるかのように思っていた番組が終わる。初めての経験だったので終了報告回ではちょっと涙を流してしまいました。まあこんなエモを感じさせる隙を与えない最終回だったわけですがｗ
音楽活動に専念するためメディア出演をセーブ。それ自体には納得がいきましたが、ラジオ終了直後の京都舞鶴市のライブを松永が寝坊でトチったと聞いた時は、いやそんなんで何が音楽活動に専念なんだよ何してんだよ、と内心腹が立った部分もありました。ただ、そこから1年が経ち、BBBBで世界的なヒットを記録したCreepy Nuts！仕事セーブ期間があったからこそのヒットに繋がったんでしょう（知らんけど）。こんな売れられたらもう流石に文句言えないわ！ｗ
今回の緊急復活、またいつものくだらない話に終始するんでしょうが、急にピリオドが打たれた番組の続きが聴ける。そんなエモいことはない！このエモは大事に心にしまいつつ、今夜の復活を楽しみに聴こうと思います！いや〜早く聴きたい！
