遠まわりは手短に

bagpipe_psのサブブログ。テレビ・ラジオで観聴きした番組の感想を載せています。※番組の画像の著作権は全て著作者に帰属します。当ブログの内容について問題やご連絡がありましたら、お手数ですが当ブログの承認制コメント欄・またはXアカウント(@bagpipe_ps)のダイレクトメッセージへご連絡をお願い致します。

お笑いの原体験

洗って繰り返し使えるマスクが手に入った。ちゃんと毎日つけようと思う。



かーーわいいっ!!



ダウンタウンガキの使いやあらへんで!(3.29)】
小宮さん24時間ロングインタビュー後編。
・普段はSっぽいが夜はMになる子が好きだと。自らを「床ヤクザ」と呼ぶ小宮さんw
・彼女はいるかと聞かれ、ちょくちょく会ってパコるいい感じの子はいるとww
とんねるずウッチャンはルックスがいい、「それ以外は格好良くないです、正直」ww「でも才能でもぎ取ってんだから」とも。
・松本&浜田より上回る点を聞かれて、育ちが良いこともあり「品の良さ」だとw
・相田さんはどういう存在かを問われ「いま相方になりましたけど、友達ですね、ずっと」
・思い出のラブソングとして、昔カラオケで好きだった子がよく歌っていたからと「Hello,again 〜昔からある場所〜」をチョイス。ただその子には5股をかけられており、偶然発見したその子の携帯には小宮さんが「ゲオの東中野店」として登録されていたwww
・最後の質問「24時間語ってみて小宮さんの人生とはどんなものか?」には「捨てたもんじゃないな」と回答。辛い経験たくさんしてるみたいだけど、それならば良かった!



有吉弘行のSUNDAY NIGHT DREAMER(3.29)】
・さくら独唱、レディースアートネイチャー独唱が面白かった。
・当日辛いものたくさん食べちゃってお腹の調子が万全ではないと冒頭で宣言していたが、途中で何回か本当にトイレ行っちゃう有吉さんw
どうぶつの森の喋り方のモノマネの流れで「デリヘルの森」の流れへw にしても、今作はやってないらしいけど過去にどうぶつの森やってたと聞いて驚いた。前作出たタイミングって忙しいだろうによくやってる暇あったな…と思ったが、DS版のおい森の話をしているとしたら、発売時期が有吉さんの暗黒期とちょうど重なるので、なんとなく納得した。
・替えます替えますのコーナー、「明星一平ちゃん 夜店の焼きそば」→「チンチンでっけぇな!GACKT阿部寛」が好きでした。



【個人的な話】
昔からテレビが好きで、ずっとバラエティを観て育っているけれど、その中で一番初めに好きになったお笑い番組は「バカ殿」であると、間違いなく言える。
幼稚園生だった約20年前、きっかけは全く覚えていないが、クラス中で爆裂なバカ殿ブームが到来した。具体的にどれだけ流行っていたのかはしっかり覚えていないけど、放送日には絶対にテレビの前に座って、ただただ2時間楽しんで、翌日にみんなで感想を話し合った。常にバカ殿の放送日を待ちわびて、なんで毎日バカ殿をやってくれないんだと、テレビ局へのクレームを脳内で考えていた記憶もある。今考えると、バカ殿が放つギャグをみんなで真似するということはなかったと思う。そうではなく感想を各々話し合うって、幼稚園児にしてはだいぶストロングスタイルの楽しみ方だなと思う。
各学年の年度末に、保護者が先生と劇を披露する恒例イベントがあったのだが、そのあまりのバカ殿の流行具合を察知してか、その年の劇はバカ殿がテーマになったのである。当時の僕の中の「バカ殿」は、家老を場内に施したカラクリで弄んだり、ゲストが粉まみれになったり水浸しになったりと、大掛かりな仕掛けが施されているというイメージが一番強く、幼稚園の中がそんなことになっちゃうのかとワクワクしたものだった。実際はそんなわけがなく、幼稚園内のホールの舞台で、先生と園児の母親たち数名が何かしら会話劇を行なったのである。今考えれば、園児のためにと母親と先生が集まり、劇の練習をしてくれたという事実がただただ嬉しい話なのだが、プールに落ちるわけでもなく、カラクリが作動するわけでもないバカ殿は、とても地味に感じてしまい「全然俺の知ってるバカ殿じゃない」と思ってしまったのである。思った上に、実際に劇に参加した自分の母親にもそう伝えたと思う。めちゃめちゃクソガキだな。それで、やっぱりバカ殿はテレビでやってるのが一番良いや、と思った。ちなみに、全然関係ないけど、当時は「笑う犬」も流行っていて、番組内で行われていた「ホリケンサイズ」がバカ殿の劇の中の一節に織り込まれていた。謎コラボすぎる。それ以外の劇の内容は全く覚えていない。
それから時が経ち、幼稚園も卒園し、バカ殿以外のお笑い番組も好きになっていく。バラエティ番組の代表的な存在だった「めちゃイケ」、今や調味料をどっぷり使ったような演出が目立つ「エンタの神様」や、賞レースのような真剣ネタバトルから普通のバラエティ企画がメインになっていった「笑いの金メダル」など、あくまで小学生が観れる時間帯に限るのだが、バラエティ番組をたくさん観た。バカ殿で見ていたお決まりの展開パターンやギャグとは違う、新鮮なお笑いがそこには広がっていて、夢中で観ていた。そこからずっと夢中で観続けて、今も温度は少し下がりながらも、テレビでお笑いをマイペースに楽しんでいる。
大人になってもまだ「バカ殿」「だいじょうぶだぁ」は放送されていた。幼稚園の頃のように放送日を待ちわびることはなくなったけど、中でやっているコントは極端に内容が変わっているわけでもなく、見るたび、ああオレ昔すごいバカ殿好きだったなぁと思い出すのであった。お色気シーンもあるが、それで刺激的というよりは、決して新鮮ではないお決まりの流れが、観ていて昔を思い出す安心感のある内容だったように思う。僕が見てないだけでめっちゃ攻めてる新鮮なことやってたらすみません。
近年はどちらかといえば、プライベートで仲のいい千鳥の大悟さんから名前が出る印象が強く、去年から始まった「テレビ千鳥」では名前が何度も出るし、「アイーン」はむしろ大悟さんから聞いた回数の方が多いんじゃないかと思うほど。大悟さんに限らず、芸人が集うトーク番組で、誰かが喋り方のトーンをミスった時「いや『変なおじさんです』みたいになってるな!」といったようなツッコミが入るほど、その演者の存在というのは普遍的なものになっていたと思う。思う、というかそうなってた。
最近はInstagramで若い美女の写真にいいね!をつけたり、誕生日会で周囲に多くの女性を座らせたりなど、とにかく精力的な姿に「元気だなオイ!」と思っていた。この歳でこれだけ元気なのって素晴らしいな…この人ずっとこんな感じで元気なんだろうな、とそう思っていたのだ。新型コロナウイルスに感染したとか、重度の肺炎だとか聞いていたけど、まあ戻ってくるっしょ?元気な人だし?と楽観的に考えていた。

今日の昼に伝わってきたその訃報はただただ衝撃だった。家に帰り、ニュース映像を改めて見て、事実であることを確認した。50年近く現役でやってきて、今も自分のコント番組をレギュラーでやってる人がそんなことになるなんて。信じられなかった。そして、自分のお笑いの原体験を作ってくれた普遍的な存在がいなくなったと、改めてそこで感じた。どちらにせよお笑いとかを観ている人生だっただろうけど、バカ殿を観ていなかったら、もしかしたらちょっと違う過ごし方をしていたかもしれない。

ただただ寂しいです。志村けんさん、ご冥福をお祈り致します。