佐久間宣行のオールナイトニッポン0(6.9)
久留米市が猛暑甲子園2連覇、お茶こぼした理由が『常温だから』、番組本の表紙はゆうきまさみ先生、対談相手はオードリー若林さん、サイン問題&名刺問題、『と思うじゃないですか』問答、舞台に招待されていざ行ったら場所思いっきり間違えてた、映画のチケットも取ったが電車の方向間違えてそれも観れずじまい、サインはKEN THE 390さんのを参考にし「の390」に決定、などの内容でお送り。ANN0で2日連続で場所間違えて遅刻する話してて笑った。
フワちゃんのオールナイトニッポンX(6.9)
アンミカさんがお守りの置き場所について声を荒げた、シミ取りの件で美容界隈に雑に踏み込んだことを反省、などのオープニングトークを展開。にしてもフワちゃんって「古参」ってワード好きだよね。そしてラスト1分の時間ない中で文章読みすぎてウーマンラッシュアワーを自称するフワちゃんw
ゾンビランドサガ リベンジ 第9話
(第九話 佐賀事変 其ノ弍)
◆色々あって写真を撮ることになった3人。写りたがらない正次郎の素性を察している様子のゆうぎり。やはりスパイか。
◆佐賀を取り戻そうとする喜一を支持してだんだん増えてきた仲間たち。しかし明るく楽しい未来をつくりたい喜一の思いとは裏腹に、仲間は過激に動き出そうとする。しまいにはリーダーであったはずの喜一を無下にするような発言も飛び出す。そんな中、正次郎からもう行動をやめたほうがいいと忠告が。佐賀戦争の生き残りが動き出そうとしていることも把握済み。どうやっても8年前の二の舞になると。
正次郎「本当はお前も、気づいてるんだろ。純粋な理想だけじゃ世の中動きゃしないんだ」
喜一「でも、ここで引き下がったら、佐賀はどがんなる…。やっぱり無理って、佐賀にはなんもできんって、みんな諦めてしまう、もうなんも変えられんって…そうじゃいかんとさ!どがん生まれでも、どがん立場でも、みんなが自由に自分が望んだ道ば選んで生きていくことんできる、掴んだ未来で、笑顔で助け合って、それが、俺の取り戻したか新しい佐賀…」
正次郎「いい加減にしろ!いつまでガキみたいな夢語ってんだ。この国はまだ未熟で、歪で野蛮だ。お前なんか一瞬で轢き潰されておしまいだ」
◆ゆうぎりに直接接触する正次郎。自分はスパイながら友人である喜一を守りたい一心で「喜一を頼む」と告げる。そしてゆうぎりは早速行動に移す。いや大隈重信!?!?!?そんな人脈あんの!?!?あとたえちゃんの先祖っぽい写真も置いてあったな!情報量多いんだよ毎回さぁ!!
◆ついに討ち入りの日を迎えてしまう。後から全てを知った喜一が駆けつけたが時すでに遅し、正次郎の手によって処された後だった…。
正次郎「だからやめとけって言ったんだ、俺は…」
逆賊の監視が自分の役目であるとはっきり正体を明かす正次郎。ゆうぎりが駆けつけ喜一を守るも追っ手から逃れるべくその場を離れる。逃走後、自分のせいで多くの人が死んだと自らの行いを悔いる喜一…。諦めた喜一はゆうぎりに逃げることを勧める…するとゆうぎりがビンタ!!この頃からやってたのか!いや現代と違って理屈も通ってる!w
ゆうぎり「情けないことを言いなすんな!喜一はんの夢は確かに甘ったるい、拙い子供の夢物語であったかもしれんせん。けんど、それで佐賀が動き始めたのも確かな事実。喜一はんには、その責任ってもんがありんす!喜一はんの言葉で動いた人たちが、大勢死にんした。このままでは、みんな無駄死にでありんす!喜一はんが志を遂げない限り…。取り戻すのでありんしょう?新たな佐賀を作るのでありんしょう?馬鹿にされても信じて走って、必死に生きたその全てを、なかったことにできるのでありんすか?」
逆に準備万端だったゆうぎりは、喜一に博多へ逃げることを提案。そりゃ政府がバックについてりゃ追われることもねぇわな。
ゆうぎり「わっちにできるのは、ここまででありんす。生き延びたその先は、喜一はん次第でありんす。どうか、喜一はんの作る新しい佐賀、見せてくださんし」
折れた心をゆうぎりに繋ぎ直され奮起する喜一!
喜一「俺ん全てば賭けて、誓う!必ず、新しい佐賀ば、作ってみせる!」
◆正次郎とゆうぎりが対峙。邪魔するものは何もない中で、互いに刀を手に取り一騎討ち。雪がブワッと舞うこの作画よかった。
するとわずかに笑みを浮かべた正次郎が倒れる!違和感を覚えたゆうぎりがすぐさま駆けつける。
正次郎「悪りぃな…とんだ貧乏くじ押し付けて」
ゆうぎり「何故…」
正次郎「誰もが思うまま、自由に生きる世界、か…」
自らの命を散らしてまで、ゆうぎりに勝ちを譲った正次郎…。喜一の気持ちを最優先にした結果が、喜一を想うゆうぎりに斬られるという結論に至ったのだろうか。格好良いと表現していいのかわからないけど、そう思うしかない。
このシーン、切なさと美しさが同居していて本当不思議な気持ちになる…。
◆死にかけていた徐福がゆうぎりからもらった薬で命を繋ぎ止めたことが判明。すると薬箱に忍ばせていた手紙を発見。その中にはこう記されていた。
貴方様がこの文を読まれる頃には、わっちはおそらく、もうこの世にはおりんせん。喜一はんはわっちの昔馴染みたちが名誉にかけて、守ってくださんす。すでに血が流され、佐賀に蜂起の兆しありと認められた以上、誰かがその咎と、責を負わねばなりんせん。この一件もわっちのことも、全ては闇に葬られ、初めからなかったこととなりんしょう。もし喜一はんに問われたら、わっちも佐賀を無事に離れたと、伝えてくださんし。そして、貴方様がほんに佐賀そのものであるのなら、喜一はんの作る新たな佐賀を、導いておくんなんし
責任を取り斬首することになるゆうぎり……。。首の傷跡からそういうことだとは察してたけど、ここまでのドラマがあったとは…。悲しい。
◆ゆうぎりが命と引き換えに守った喜一。彼らの行動が功を奏したことがテロップで明かされる!!
◆舞台は現代へ移る。フランシュシュがライブで「佐賀事変」を披露するシーン。佐賀事変の歌詞が誰を想って書かれた歌詞なのか、ようやくハッキリした。にしてもこれを放送1年半前に仕上げてたってのがすごいな。んで平和な世界線の喜一と正次郎の姿も!
◆バーで現代まで生きながらえた徐福(多分当時の徐福と同一人物だよね?)とゆうぎりが会話するシーンも最後に挿入される。今こうしてゆうぎりがフランシュシュとして活動し佐賀を盛り上げているなら、喜一が必死で佐賀を守った甲斐があった……、と、喜一を想起させる酒のボトルを置き、懐かしの写真が映ったところで今回は幕を閉じる。
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◆いやーーーー。この佐賀事変だけで1本アニメ作れるんじゃないのってくらいの出来。めちゃめちゃ良かった!!ゆうぎりなんてこの風格を持ち合わせながらもまだ19歳よ!エグっ!!肝の据わり方尋常じゃねえよ。愛する人のために命を投げられるかね?わしゃ絶対できません。切なさが覆い尽くす展開ではあるものの、随所に美しさも散りばめていた今回の演出は最高でした。佐賀事変でこの作品により深みが出ましたね。次回は身バレ回っぽいのでそちらも楽しみ。