マツコ&有吉 かりそめ天国(4.23)
◆『高校の友達の話が面白くありません、どうしたらいいでしょうか?』というお悩みメールに対し「まあ趣味が合わないかノリが合わないかお前のプライドが高いっていう3種類」とスパッと回答する有吉さんや、へぇダービーのロケが面白すぎたもう中さんなど前半パートにも見所はありましたが、何よりも良かったのは後半の怒り新党復活パート!結婚についていろいろ聞くには最高のタイミングと最高のメンツ。
◆怒り新党パートは、有吉さんと夏目ちゃんがスタジオでマツコさんを待つ画から始まる。かつては単なる共演者だったはずの二人が夫婦となった今、こうして立っている姿だけでも意味が全然違ってくる。
そこに、1日で用意したウェディング風衣装を纏って現れるマツコさんwあまりにも急遽だったので過去使用していたセットではなくパネルを立てての撮影だが、とにかく感慨深いと。この流れで視聴者への報告を促す。
有吉「このたび結婚致しました」
夏目「はい。ありがとうございます」
有吉さん曰く『新婚さんいらっしゃい!』みたいになっているとww
◆あの日はかりそめ天国の収録があり、終わった後にニュースを見たマネージャーから有吉さん夏目ちゃんの結婚を聞いたマツコさん。別にいいけど…としながらやっぱり言って欲しかったとwいやまあそりゃそうだろうな。有吉さんは流石に報告するつもりだったが、楽屋にいくと常に誰かと談笑しているため躊躇した模様。
有吉「それだけちょっと悔い残ってたもんですから」
マツコ「いやいやでもあれですよ。怒ってないですよ、全然怒ってないですほんとに」
有吉「怒ってたとしたらちょっと器小せえなと思うしかない」www
夏目「ちょっと!(笑)」
有吉「いやいやいやいや!そんなわけない!そんなわけはないね!(笑)」
マツコ「そうよ、ほんとに!アンタ、マゲを結ってね、ベールまで被ってね、結構なコスプレ具合よこの番組は!」
有吉「ちょっと口が過ぎましたね(笑)」
◆二人で話し合い、マツコさんと総裁にだけは先に報告しようとしていたと夏目ちゃん。するとマツコさんは総裁と並べられたことにちょっとだけ不満げw手で『ほんの少しだけ』マツコさんのが上だと表現させられる夏目ちゃんwちなみに総裁は今回久々にフロアディレクターを担当している模様ww
◆結婚式はどうするのか。コロナ禍のため現時点では考えていない二人。ただ時世が良くなりマツコさんも出席していただけるなら前向きに考えます、と。
マツコ「ほんとにだから、ご親族の中に入って、こじんまりとした…」
有吉「もうはい、そうですね、親族だと思っております」
夏目「はい」
マツコ「…親族だと思ってるんだったら当日言ってよ」w
有吉「やめて!…………えっへへ(笑)これが『義理を欠く』ということなんだな…」ww
◆視聴者からのお祝いのメールが続々届いているため夏目ちゃんが読み上げる。この感じマジで懐かしいー!
最初の質問は「凝った料理を作ったり椎茸やサボテンを育てるようになったのは夏目さんの影響ですか?」というもの。実際のところ影響されているわけではなく、現在の年齢になって色々考えた結果訪れた『僕個人の成長です!」とのことw
マツコ「えっもうそれ言われちゃったらじゃあアタシどうしたらいいのもう…」w
有吉「あっはははははははは(笑)」
マツコ「個人の成長もして、幸せも手に入れてってなったら、じゃあアタシはどこに行って、どうやって自分を誤魔化したらいいのよほんとに」
有吉「まあ結婚の、影響です」ww
マツコ「嘘でも言って!そうよね!」
夏目ちゃんはこの変化についてどう思うのかと聞くマツコさん。コロナ禍で時間ができたのでいろんなことに挑戦していた…と、プライベート面を完全に把握して回答をする夏目ちゃんに対しつまらなさそうな顔を見せるマツコさんwもちろん察する夏目ちゃん。
夏目「ごめんなさい…(笑)」
マツコ「面白くないわね!なんなのかしらコレ!」www
二人は普段なんと呼び合っているのか。
有吉「いやいや、そりゃもう、いや、もう普通ですよ」
マツコ「三久?」
有吉「まぁそうですねぇ。……へっへっへ(笑)」
マツコ「ほぉ〜〜。夏目ちゃんは?」
夏目「私は、下の名前で」
マツコ「ひろくんとか言ってないの?」
夏目「言ってない、です」
マツコ「弘行、って?」
夏目「はい」
マツコ「ふ〜〜ん……」
有吉「いや…井上公造さんですか?」www
◆お祝いメールはどれぐらいきたのか?という視聴者の質問。LINEをやっておらず古い付き合いの人からだけだったので10件しか来なかったらしい。ってかLINEやってないの全然知らなかった。
有吉さんの連絡先は知らないが夏目ちゃんのは把握しているマツコさん。
マツコ「今までは有吉さんに連絡取ろうと思ったらさ、大変だったわけじゃない。これからはアンタ夏目にメールをすればさ、横にいるわけよ」
有吉「そんなちょくちょく連絡してこないでよ」ww
自分と有吉さんは互いを尊重し合っていると、連絡先を交換しない距離感の理由を説明するマツコさん。有吉さんに対して想いはあるのか、この衣装着るぐらいのことやって女房だろと圧をかけると夏目ちゃんは「勉強させていただきました」と返すw
有吉「芸人の先輩じゃないんだから」w
◆夏目ちゃんの仕事はこれからどうするのか。
夏目「ちょっと二人で相談しまして」
有吉「相談しまして。あのー、秋で、(夏目は)仕事はやめようかなと思います、全部」
マツコ「えっ!?全部?」
夏目「はいあの、この仕事から、離れようかなと思ってます」
マツコ「え〜〜〜〜〜大丈夫ぅ?大丈夫?我慢できるタイプ?」
夏目「はい」
有吉「まぁほら、みんなの話聞くと、離婚の理由って『すれ違い』か『価値観の違い』じゃない。ダブル"違い"でしょ。価値観の方は無理だとしてもすれ違いだけ潰しとくか、みたいな」
マツコ&スタッフ「おぉ〜〜〜」
夏目「いや『おぉ〜』って(笑)」
有吉「あはは、『おぉ〜』って(笑)」
いや『おぉ〜』でしょこれは!!そんな格好良いことサラッと言っちゃうのかよ!
全く仕事をしなくなる自分について聞かれると、現時点で想像できてはいないが、ゆっくり安らげる場所を作れればいいのかなと思うと夏目ちゃん。
有吉「完全に『新婚さんいらっしゃい!』ですね」ww
「素敵だね」で終わればいいところを「なぜこんな返り討ちに遭わなければならないの」と表現するマツコさんww
◆3通目のメールは「過去に他人の握ったおにぎりは食べられないと言っていた有吉さん、夏目さんのおにぎりは食べられるのか?」と気になるところを突いてくれる質問wもちろん食べられるし食べたこともあると有吉さん。心を許した人のものはOKだがわけのわからないオジサンのは無理だとw
マツコ「総裁のは?」
有吉「総裁は無理に決まってんだろ!(笑)」ww
マツコ「なんで!心許してないのぉ!?」
総裁「このぐらいしか変わらないんじゃないの!?」w
◆お菓子ちゃんもオシャレになった話から10年間を感慨深く振り返るマツコさんだが、自分だけ何も成長がないと嘆くw以前と違って、この歳になると体のことも考えるようになる。
マツコ「つまんなくなりましたよ!」
有吉「いやそんなことない!(笑)ニューノーマルです!」w
◆「6歳の娘が『結婚したのに有吉さんはなぜマツコさんと仲良くしてるの?』と気になっている」というメールがw
マツコ「夏目ちゃんと結婚はします有吉さんは。でも、アタシとも関係が続きます!」
有吉「まさにニューノーマル!」ww
そうじゃないよ!と6歳の子への疑問を晴らした後、二人は夫婦で自分は心の友だと表現するマツコさん。実際自分たちを一番理解してくれていると夏目ちゃんが言うと「アンタたち秘密主義だから」とスネるwそこで有吉さんの素敵な一言。
有吉「どっかでお笑いコンビの相方だと思ってますんで」
マツコ「…………それは、普通に嬉しい」
有吉「はっはっはっはっはっはっは(笑)」
マツコ「今日はその言葉を抱きしめて寝ます!ある意味結婚ですよ!ある意味結婚しました今、ありがとうございます」
有吉「命拾いしました」ww
夫婦間の会話でもマツコさんの話題はよく出てくると夏目ちゃん。以前マツコさんが怪我した時にいいトレーニングウェアがないか二人で検討していた有吉さん。
有吉「トレーニングウェアプレゼントしてあげたいなっつって言うんだけど、言うんだけど、『サイズがないでしょ』って」ww
夏目「私じゃない!違う!それは私じゃないです!こっちです!」
マツコ「お前重婚するぞコノヤロー!」wwww
◆最後のメールは「なんとかしてマツコさんも一緒に暮らすことはできないのか」というものwwマツコさんの意見としては、今まで他人だった人と暮らし出すのは大きな変化であり、それは一人も二人も同じじゃないかとw
有吉「いやマツコさんさえ良ければねぇ」
マツコ「夏目はどうなのよ?」
夏目「私は、イヤです」www
有吉「じゃあしょうがないなぁ(笑)」
一緒のマンションの別部屋ならいいとw
マツコ「余計悲しいわ!」w
まだ今は同居しておらず、部屋を探しているところ。
マツコ「その新居っていうのはアタシには教えるの?」
有吉「住所?…いや(笑)別に教えてもいいよ(笑)」
有吉「教えたって、別に、オートロックだし(笑)」wwww
マツコ「いやいやいや!それは!そういうことじゃないじゃない!オートロックって!ねえなにアタシ、アタシアパート探してるんじゃないんだから!オートロックですって言われても!」ww
◆収録も終わりに近づき、久々だがスッと前の空気に戻れたとマツコさん。この3人が良い関係だったんだと改めて気付いた様子。
有吉「10月まで、このスタイルで行ってもいいですけど(笑)はっはっはっはっは(笑)」w
マツコ「いやいやいや、ねえねえねえ、泣いてるよ!花束持ってんだからさぁ!」
しれっと省かれかけた久保田アナwww
◆久保田アナから夏目ちゃんへ花束が渡される。アナウンススクールで久保田アナが講師で夏目ちゃんは生徒、という関係だったと。当時から変わらない笑顔で裏表のない人だと思っていたと。
久保田「ほんとですか、立派になられてぇ〜」ww
有吉「なんにも教えてないよ!」w
◆エンディング。
夏目「本当にあの、皆さんこのような機会を作っていただいてありがとうございました」
有吉「ありがとうございます」
夏目「ありがとうございました。でも怒り新党、青山さんやって頂いて久保田さんにかりそめ天国やって頂いて、10年も続いているので私もこうやって戻ってくる場所がありました、本当に嬉しいです。ありがとうございます」
いやあおめでたいよ本当に!
イレギュラーな状況ではあったものの、次第に三者三様の気の強さを発揮する懐かしいレギュラーな雰囲気に落ち着いてたのが良かった。有吉さんから結婚のことについて話してもらいたい気持ちはあるけど、ラジオでは大食い対決になるし、芸人がMCの番組じゃ100%おもしろに変換するだろうから聞きたいところは聞けない。もちろん本人が話したくないならそれでいいけど。でもやっぱり聞きたいとなった時、ある程度真面目さも見せながら答えるとなると質問する人は適度な距離感のあるマツコさんしかいないわけで。それに、有吉さん夏目ちゃんの共演がタブーみたいな雰囲気を勝手に感じ取ってたので、もう二度とこの座組みでは見られないと思ってた分、復活してくれて本当にありがたい。面白かった!
後ろの人形、ずっと美術フロアの廊下に御神体のように置いてあったので、久しぶりにあるべき場所に置いてあるのを見て嬉しい
— 舟橋政宏 (@bashi_funa) April 23, 2021
怒り新党で使われていた「Starting Over」が時を経て有吉夫妻を祝福する曲になっているのなんか良いですよね。特に「It’s been so long since we took the time No-one is to blame」(随分時間をかけてしまった 誰のせいでもないさ)という歌詞が、紆余曲折ありながら結婚した2人と重なりますね。
— まごひろ(犬大丈夫) (@MAGOHIRO) April 22, 2021