遠まわりは手短に

bagpipe_psのサブブログ。テレビ・ラジオで観聴きした番組の感想を載せています。※番組の画像の著作権は全て著作者に帰属します。当ブログの内容について問題やご連絡がありましたら、お手数ですが当ブログの承認制コメント欄・またはXアカウント(@bagpipe_ps)のダイレクトメッセージへご連絡をお願い致します。

ようこそ個人事業主の世界へ

◆とらじおとのスタッフとの間で起こった事件。年齢も性格も考えると周りに気を遣わせている(太田さん曰く『腫れ物』だとw)のは承知しているし、話すのにとても葛藤があったようだが、「ここで話して笑いになればそれでいい」という気持ちを表明した上でトークが始まる。

スタッフの準備した資料に不手際があったので指摘して直してもらったが、結果その資料のおかげで番組が盛り上がったので感謝のLINEを送る伊集院さん。すると本来スタッフのみでのグループで送信されるであろうやりとりが、伊集院さんもいるグループに流れてくる。先程の資料を作ったスタッフが伊集院さんとのLINEをスクショして貼り付け、別のスタッフが「出ました飴ちゃんw」次に最初のスタッフが「次気をつけます」と言った後「今日は鞭キツかった分飴が甘いっす!ww」というLINEを誤爆してしまう……!!w スタッフは気付いたのか送信取り消しするも時すでに遅し、伊集院さんは保存済みw その後何事もなかったかのように普通の連絡が続くLINE。その瞬間は意味が理解しきれなかったが、後になってからモヤモヤしだす伊集院さん。そしてサラッと実名も出しちゃうww

この件に関しての当事者のスタッフの気持ちを知りたいような、ここで喋ったからもういいような、というそんな気持ちになっているとw

誤爆するのもまあわかるし、他人の『出ました飴ちゃん』というその言い方を咎めないのもわかるし、先輩は凹んでるそいつを慰めたいのかもしれないのもわかると。そんな色々な"わかる"があることを踏まえて、

伊集院「"わかる"を全部集めたところで、全然わかんないっ!!あっはっはっはっは(笑)」ww

昔、談志師匠が、高田文夫さんが失敗した時「絶対許さない、許してもらうならロース肉を3枚持ってこい」と言ったエピソードを元に、「これを持ってくれば許す」モノを最後までに考えると伊集院さんw


◆カルタは笑点ボツお題vsMrビーン。勝ったのは笑点!いやあ強い。残すはラ行とワ行のみ。


◆番組エンディングラストの一言。

伊集院「さあ、えーと、反省してるならですね、キン肉マン消しゴムをですね、来週の月曜日までにですね、私に献上してください。で、それ以外は一切なしです。どんなキン消し、どんな超人をどこで手に入れてくるかな?ガンバレ!おやすみ」


〜〜〜〜


スタッフ、なかなかエグいの送信しちゃったな…そしてエグい人に見られちゃったな……w ただ言葉通りこれで尾を引かないのであれば、笑いにして処理した伊集院さん懐が深い。



相席食堂(3.2)

f:id:bagpipe_ps:20210309221417j:plainf:id:bagpipe_ps:20210309221404j:plainf:id:bagpipe_ps:20210309221422j:plainタージンさんが道後温泉ヨネスケさんが南魚沼へ。マシーンと称されるほどのロケ凄技を次々と披露するタージンさん。飯食う時の口元のやらしい動きも踏まえて、ノブさんから「ロケとセックスしてるやん」とコメントが飛ぶw


対してヨネスケさんは地元民とゆったりコミュニケーションを取っていくスタイル。

大悟「なんかでもやっぱほのぼの聞けるなヨネスケさん。なんかタージンさんとの対比がちょうどいいかも」

ノブ「いい対比ですね。自然体だ」

大悟「これの間の人が一番ロケ上手いんかもしれん」www

ノブ「あっはっはっはっは(笑)オイ!じゃあなんでこの二人がレジェンドやねん!」

大悟「違う違う、レジェンドすぎて!」


f:id:bagpipe_ps:20210309221434j:plainf:id:bagpipe_ps:20210309221449j:plainf:id:bagpipe_ps:20210309221439j:plain後半、うどん屋で「こんなおいしい…」が「女おいしい…」に聞こえてしまう(というか言ってる)くだりからの巨乳の吸い方めちゃくちゃ笑った。


f:id:bagpipe_ps:20210309222142j:plainラストにはしれっとヨネスケさんが金髪にする体の張り方を見せるww 面白すぎて笑えないと語る千鳥。相席食堂としては珍しく次週が気になる終わり方!



佐久間宣行のオールナイトニッポン0(3.3)


◆前々日に、佐久間さんの退社報道があり、妙な緊迫感が放送前から漂っていた気がしました。いったい佐久間さんは何を語るのか、そもそもあの報道は真実なのか。そんな中での番組オープニング。

佐久間「こんばんは。……テレビ東京の佐久間宣行です」

一拍明けての自己紹介。噛んだわけでも言葉が出てこなかったわけではなく、確実に意図的に間を置いた喋り方。この違和感は、前々日にネットニュースになっていた、佐久間さんのテレ東退社報道と関係があることに間違いなかった。

佐久間「いや〜あれだね、ほんとね、う〜ん……ニュースになってたねぇ。あっはっはっはっは(笑)」

いち局員である自分の顔がYahoo!ニュースに出ていたことを不思議に思ったり、関係各所から連絡が来たりしたことに触れ、早速明かす。

佐久間「だ、あの〜、ホントです!あっはっはっはっはっは(笑)」

ここからは真面目な話になるとテンションを少し切り替える佐久間さん。報道にあった通り3月末でテレ東を退社する。だが以後もテレ東とは契約してレギュラー番組を継続し、番組への関わり方は今までと変わらず、プロデューサーも演出もやる。たぶん特番や新番組もやるが、フリーに近い立場のためテレ東外でも仕事をすると。

なぜ退社に至ったか。自分で編集してカンペも出すディレクターとしては局内で最年長クラスになったと。出世もしてきて管理業務を行う立場になってきたが、現場職からは離れなければならない。だが佐久間さん的には正直ディレクターをやっていきたい。そうするためには退社するという手段を選ぶことになる。共働きとはいえ家族もいる立場なので、奥さんに相談。

佐久間「そしたら奥さんが、『いやまあ私が会社で働くから、いざとなったら食わせるから、好きにやれば?』って言われて(笑)」

奥さんめちゃくちゃ熱い!!!!!!聞いててグッときたなここ……

理由としてはもう一つあると切り出す。佐久間さんは父親を55歳で亡くしており、自分も人生を55で一旦区切って考える癖がついていると。その年齢まであと10年に迫った昨年の誕生日に、『あと10年を後悔しないように生きたい』と考えた時、向いてない管理業務をやるより、番組を作る仕事を、ある程度の年齢までやりたい、と年明けあたりに正直に会社に伝えたと。

佐久間「これがですね…………全然揉めなかった(笑)」www

もっと執拗な引き留めがあるかと思ったら、全くなかったとww 他の人に伝えてもガッカリはされるが、応援に近い反応をされる。

佐久間「だからこれあれね、昔の人力舎。事務所の人力舎。ある程度売れるとマネジメントがわからないから独立してくれっていう、だからテレビ東京人力舎と一緒」


◆前日、社長や会長に挨拶をしに行ったと。その時の模様を、話していいか悩みながらも話しちゃう佐久間さん。ニッポン放送でラジオを担当することを許可した時から、やりたいことが増えていって、いつかこの日を迎えることはわかっていたと会長が話してくれたと。

佐久間「……それはさすがに嘘だと思うんだよ」www

良いことをバシバシ言ってくれる会長に、これはシミュレーションしてきたなと感づいたとw

佐久間「いやありがたいのよ、で、しかも、こんなことないと思うの、テレビ局辞めてね、レギュラー番組全部やっていい。で自分が立ち上げた番組全部やっていいし、今後も新企画やろうぜ、でも、外でも仕事していいよなんて寛大なことは、たぶん今までのテレビ局のルール上ないから、それぐらい、今のテレビ東京がいい会社で、しかも、社長と会長が男気があるっていうのを言った上でぇ、会長ガンガン来んなぁっていう(笑)はっはっはっは(笑)」ww

今後は個人事務所を立ち上げて活動していく。

佐久間「ザ・森東に入れてもらおうかどうか悩んだんだけど」


◆今日の台本には見慣れない文章が書いてあったと。

佐久間「『佐久間さんようこそ、個人事業主の世界へ。改編期近辺、お前も震えて眠れ!一つの番組が終わることの本当の重みを全身で感じろ!』って台本に書いてあんのよ。えっこれ誰目線なの?」ww

作家からのメッセージを自分が読むのが意味わからないと。確かにw


◆この流れで告知が2つ。まずは『あちこちオードリー』が23時台に進出!そして2つ目は、川島さんゲスト時にしゃべっていた企画『異世界転生バラエティ 万年2番手だった麒麟川島が転生したら、千鳥・おぎやはぎ・山里を従えるメインMCだった件』が3月22日(月)22時から放送決定!!www めちゃくちゃ面白い番組になった様子。ちなみにこのタイトルは作家福田さんが考えた案。本人もまさか通ると思ってなかった様子w


◆佐久間さん選曲1曲目は《エレファントカシマシ/俺たちの明日》。ここで流すのはベタだな〜、と思いつつ、やっぱりグッときちゃうな…


◆フリートーク一つ目は、1月末にあったゴッドタンの700回記念回の収録の話。誰にも内緒で退社の話し合いをしていた最中に、「佐久間さんがテレ東からいなくなるはず」と矢作さんが鋭く予測していたところはバッサリカットしてオンエアしたとww その流れで「辞めるんでしょ?」的なイジリを強めにされ続けた佐久間さん、絶対に言っちゃいけない状況なのに「俺辞める!!」と宣言しちゃって出演者もスタッフもザワつくwww

◆フリートーク2つ目は辞表を提出した話。書き方がわからず『退職願 失礼じゃない 簡単』でググるw なんとか書き上げて奥さんに確認してもらうと、ただのコピー用紙に書いたことを咎められる。直後に白い便箋に書き直したが印鑑で何回かミスるw 封筒に入れてまた奥さんに聞くと、テレ東のロゴがデカデカと入ってる柄でテレ東の辞表を出す、ということが非常識なことをまた説教されるw

いざ上司に提出。すると本来「〜〜ビジネス制作チーム」でなければならないところを「〜〜ビジネス部」と役職を間違えて書いたことを指摘されるw だが「また帰って書き直すのは面倒臭い」という佐久間さんの願いを受け入れ、そのまま上に持ってってくれた上司。結局人事にバレて上司がめちゃくちゃ怒られたとwww


ジモティーとのタイアップ企画「サクティー」が次週から始動。


◆佐久間さん選曲2曲目は《フジロッ久(仮)/はたらくおっさん》。


◆リスナーから送られてくる個人事務所の名前案がどれもダサいと切り捨てる佐久間さん、『株式会社元テレ東』にしようかと画策するw


◆佐久間さん選曲3曲目は《赤い公園/オレンジ》。


◆エンディング、ラスト1分でとある話をしだす。

佐久間「俺さ、なんかあった時にさ、見返すさ、キアヌの映画があってさ。『サムサッカー』って映画なんだけど、それってめちゃくちゃいいこと最後にキアヌが言ってんのよ。悩んでる男の子に、『私の生きる意味はなんですか?』って言うのに、『違うだろ、大切なのは答えのない人生を生きる力だ』ってキアヌが言うの。俺その映画見返して、退職決めたんだよね、はっはっは(笑)だから、一番ダサいのは俺!はっはっは(笑)"野郎ども、港に別れを告げろヨーソロー!"テレビ東京の佐久間宣行でした!」


人生の転機となる"退職"にまつわるエピソードを、これだけ面白く話して奥さんからの熱い話も混ぜて90分濃密にお送りするラジオ、そりゃ改編突破するわな!とても面白かったです。