職場の始業前、同僚たちと話す。彼らには家庭があり、小学生ぐらいの子供を持つ人もいるので、よく子供にまつわる話題も挙がる。
そんな中、先日のクリスマスの後に会話をしていると、「子供のためにクリスマスプレゼントを用意した」「サンタさんへのお願いの手紙を子供から受け取った」「朝、置いていた手紙の代わりにプレゼントを置いた」など、サンタさんのテイを崩さないように努力をしている様子が窺えた。
正直びっくりした。我が家には「24日の夜にサンタさんへの手紙を書いて寝ると25日の朝にプレゼントを置いてくれる」というイベントが、存在しなかったから。
記憶にある中で最古のクリスマスの記憶は5歳ぐらいだったと思う。何を買ってもらったかは定かではないが、12月のクリスマス前後の時期に、親から「プレゼント買いに行くか!」と言われ一緒に買いに行ったのは覚えている。そもそも我が家のクリスマスには、サンタさんが介在する隙がなかった。そこから毎年クリスマスになるとプレゼントをねだり(ちなみにゲームソフト以外をねだったことがない)、その都度ゲオに行く、を繰り返していた。我が家のサンタさんに代わる存在は親であり、かつゲオでもあった。
このことを先述の同僚に話したら「え、周りの子と『うちにもサンタさん来た〜!』『サンタさんからプレゼントもらった〜!』とか話さなかった?」と聞かれた。おそらく、クリスマスの頃には幼稚園や学校は冬休みに突入しているため、あまり友達と会わないのもあってか、話した記憶がない。そして、サンタさんの存在やそれにまつわる事柄については、のちのち聞いて学んでいったので、自分が他人に夢を壊すムーブをしたこともなかった。
クリスマスを全力で演出する同僚たちの親っぷりに、子供視点で考えたら羨ましいとも思ったが、夢が崩れる瞬間を訪れさせず現実的に物品を渡す日だと捉えた我が両親には感謝もある。夢を崩す隙を与えずにいてくれてありがとう。まあ、そんな意図は無かったと思うが。シンプルにゲーム買ってくれてありがとう。
ゲームばっか欲しがって、買い与えたら部屋にこもってアドバンスやDSいじって出てこない息子、今考えたら我ながら嫌だな。そんな息子にクリスマスの演出を施したって嫌気がさすよな。だから両親のやり方は合っていたのだ。本当サンキューな。