遠まわりは手短に

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ゾンビランドサガLIVE〜フランシュシュ 佐賀よともにわいてくれ〜 2日目ライブレポとそれに伴う旅行の話

10月17日、幕張メッセで行われた『ゾンビランドサガLIVE 〜フランシュシュ 佐賀よ共にわいてくれ〜』の2日目に参戦してきましたので、旅行記も兼ねたライブレポを載せていこうかなと思います。というか旅行記がメイン。遅くなってしまいましたが、それにはちょっとした理由があります。

ゾンビランドサガを知らないという方はググってください。面白いアニメということだけ把握してくれりゃそれでいい。



ライブ参戦にまつわるアレコレ

去る6月24日、『ゾンビランドガリベンジ』最終回放送前のABEMA特番にて、10月16・17日に幕張メッセで声優陣が出演するライブの開催が発表された。さらに、アニメのブルーレイ第1巻に封入されているシリアルコードで、ライブの最速先行申し込みに応募できることも同時に明かされる!ゾンビランドサガという作品はもちろん、アーティストとしてのフランシュシュのファンである自分が応募しない理由はどこにもない。


そして、お笑いはもちろんアニメも好きなサッカーファンである、フォロワーのていすとさんという方も応募すると言ってくれたので、2人で応募することにした。関東在住のていすとさんとは、3〜4年前からライブのたびにオフ会をやる仲である。同い年なので話題も合うことが多くいつも楽しくおしゃべりさせて頂いている。ちなみに、2019年7月に佐賀県で開催され、キャパ500人ほどのためプラチナチケットとなったゾンビランドサガの『アルピノライブ』では、ていすとさんが2名分当ててくれたのでなんとか自分も参戦することができた。本当にありがてえ。タフガイだぜあんた!


申し込む日程をどうするか話し、両者ともに日曜に開催される2日目に2名分申し込むことにした。続編の発表があるとしたら絶対2日目だし、その瞬間の興奮を会場でリアルに味わいたい。今回もどちらかが当てれば行ける…なんとかして当たってくれ…そう祈る日々が続き、7月17日に結果が発表された。


その結果は…村野当選!!ていすとさん当選!!やったね!!………………いや「やったね」じゃねぇ!!!!

2人が2名分申し込んだチケットが当たったら枠は4人ぶん。サンドウィッチマンのショートコント『ラーメン』の「ラーメン2つ→私もそれで→4つ来ちゃうぜ?」のそれと同じ状況。どうしよう…余っちゃった…と贅沢な悩みが生まれてしまうまさかの事態にw 返品やら辞退やらができないことがわかったので、おのずと誰かを誘うことになった。しかし僕とていすとさんは昔からの地元の友人ではなく、Twitterで知り合った関係。あいつ誘うか!みたいにすぐ決まるわけではない。4人でライブに参戦するとしたらTwitterの相互フォロワーを誘うしかないのだが、お笑いを中心に盛り上がるTLの中でゾンビランドサガを観ているフォロワーは少ない。なので『ゾンビランドサガ』でフォロー内検索をして、作品を観ている方数人にDMでお声がけする作戦にw

ただライブとなるとハードルは高く、同行者探しは難航。フォロワー内で探すのは諦めて、捜索範囲をネットからリアル知り合いにまで拡大。すると、どちらも学生時代の友人が見事ヒット。来てくれることになったので無事に枠は埋まる。ただ、地元の友人と旅行も兼ねて参戦することになったので、いつもとは違いていすとさんとは終日別行動になった。


ライブ前日

地元の友人とは中学の頃からの付き合いで、同じ部活だったことを機に仲良くなる。社会人になってからは遊ぶ回数も減ったが、僕がコミケにサークル参加するときは一緒についてきて店番してくれるナイスガイでもある。ちなみに彼はお笑いに明るくないが、アニメ・漫画は大好きである。


そんな友人と僕は、一応ライブ翌日の月曜日は有休をとって、ゆったり行動できるようにしよう、と7月ごろに話し合ったのである。だがズボラすぎる自分の性格が災いし、細かいスケジュールは2週間前まで決めないまま時間が過ぎてしまった。なんとなく東京の有名なサウナ行きたい、ということだけは決まっていたが、別に泊まらなくてもいいのでは?月曜日はゆっくり家で過ごしてもいいのでは?という気持ちになり、ライブ前日の朝は「日帰りで参戦しよう」と一旦決まる。

今思い返すと、それを決行していたら相当厳しいスケジュールになっていたはず。朝7時ごろに浜松を出て9時過ぎ幕張メッセに着く。なにかしらで時間潰して13時ライブ開始→だいたい15時半終演、そこから京葉線乗って東京駅から山手線で上野まで行って『北欧』でサウナして、浜松へ新幹線で帰る………と脳内で考えだしたら、日帰りにしたことを軽く後悔してしまった。キツすぎるぞこれは。休む暇がない!友人に伝えた手前、急に変更するのもよくないか……などと考えていると、衝撃のツイートが目に飛び込んできた。

エグすぎる!!!てっきりゾンビランドサガだけだと思っていたら、他にも幕張でライブあんのか!!しかもこれらの開演時間・終演時間は大体同じだとすると、帰りの電車が劇的に混雑するのは容易く想像できた。そんな中乗ったら疲れちゃうよヤバいよ。ということで、昼2時ごろまた友人に連絡を入れ、1泊することを伝える。最初からそうしなさいよバカ!


というわけで急に宿決めタイム。幕張メッセから程近いところがいいな〜、と探すと、すぐヒットしたのがアパホテル&リゾート 東京ベイ幕張』だった。

www.apahotel.com
会場から徒歩10分以内で着ける!これはありがたい。しかしホテルの外観写真を見て圧倒される。8階建てほどの棟が離れて2つ建てられており、そのど真ん中に50階建てほどの巨大な棟が鎮座しているではないか!よく調べたらプールもついてるし大浴場は3つもある!めちゃくちゃ高いんだろうな〜…と思いながら予約サイトの料金に目をやると、その値段に僕は思わず驚愕した!

村野「えっと………6080円!?」

こんだけ高級そうなホテルだったら1人3万ぐらいしてもおかしくなさそうだが、まさかの4桁。しかも事前決済割だったり、貯まるはずのポイントをそのまま使えるという意味のわからないシステムによりさらに安くなって6080円。安すぎる。そしてさらに驚愕の事実が。

村野「1人6080円は安いな……いや待てよ…よく見たら1室6080円って書いてある………ってことは1人3040円!?!?!?」

安すぎる!!そこらのカプセルホテルよりも安い!!ここまで安い理由は明言されてなかったけど、日曜日の夜の宿泊とか、コロナ禍とかが関係しているのだろうか。細かい理由は知らないが、どう考えてもここにするしかなかったので、友人に連絡を取り即決。というわけで激安宿を確保。

ライブ当日

朝6時40分ごろ、友人と浜松駅に集合し、新幹線で東京駅へと出発。2人とも朝ごはんを食べてなかったので構内のキオスクで何か買おうとしたが、まだオープンしておらず!嘘だろ!1時間半近く揺られて東京駅に着く。京葉線へ乗り換えるまでの道中で何か買えるでしょと思いながらキオスクを探すも、ここでも全滅!!なんでだ!!相当腹を減らしながら9時過ぎに海浜幕張駅へ。


ライブの開場時刻は11時半・開演は13時。本来ならこんなに早く来る必要はないのだが、今回は物販でグッズを買うためにこの時間に会場へ。物販は当日自由に並べば買えるわけではなく、混雑防止のため、事前に申し込みをして整理券をゲットしないと並ぶことすらできない。正直事前物販やって欲しかったかな…。。4日ほど前に申し込みしたら早めの時間で整理券を確保できたので、グッズを買わない友人とは駅で一旦別れて、1人で会場に歩いて向かう。こん時雨しっかり降ってたな!!

待機列に到着し10分ほど待ってレジにたどり着く。この時点でパーカーのMサイズが売り切れていたことを知る。この日すげー寒かったのでみんなシンプルに羽織るもんが欲しかったんだなと納得w

f:id:bagpipe_ps:20211103163735j:plainf:id:bagpipe_ps:20211103163834j:plainめっちゃブレブレだけど確保したグッズの写真。ペンライト・Tシャツ黒・パンフレット・愛と純子のアクスタを購入し13600円の支払い。搾取されてっぜ〜〜!!この感覚も久々ですわ〜〜!!ちなみにペンライトはデスおじのボイス付き。


このタイミングで会場にていすとさんがいらっしゃったので、少しの時間だけお会いすることに。お互いの持つ『いい感じのブツ』を交換させて頂きました。その節は本当にありがとうございました。。。


グッズを買ったら会場に行くわ…と言っていた友人にミッション完了の報告。だが、道中で迷っているとのことで迎えに行くことに。『とりあえず喫煙所にいる』という情報をもとに探すと……ゴリゴリに雨ざらしになっている野外の喫煙所でタバコを燻らす友人を発見!ちなみに喫煙者の彼は、東京には喫煙所が極端に少ないと嘆いておりました。この後も付近で喫煙所をいくつか探すも、揃いも揃って雨ざらしw厳しい!


とりあえず腹が減ってしょうがなかったので、幕張メッセ内にある飲食店『WORLD KITCHENS!』の店頭のサンプルに置かれていたハンバーグに目を奪われて足を運んだ。料金は1000円前後だったので、イベント会場仕様の値段だなと思いながら中に入ると、まずお盆を取らされる。丸亀製麺みたいなシステムに一瞬ここで違和感を覚えつつ、カウンターにいる店員にデミグラスハンバーグ的なメニューとライスを注文すると、すぐ手元にある保温トレイに入っているハンバーグをトングでつまみ、ソースをかけてお皿に盛り付ける。えっ、あっ、そういうシステムね!?注文を受けてのタイプじゃないわけね!?!そのなんていうか、お手軽なシステムでやってる感じね!!そして200円のメロンソーダ200円も受け取り席に着いて食べる。違和感の正体が判明しつつも、とりあえず暖かいメシが食べられることにありがたみを感じモグモグと肉を食べる。ごちそうさまでした。肉のクオリティはお察しな感じでしたが、まあそういうもんだろうと納得。ただ、ライブ後にフォローしてる絵師さんがここのハンバーグを絶賛していて、「ハンバーグ食べる理由が欲しいからまた幕張でライブやってほしい」とまで言っていて、どんな舌してんだおい!!!!とは思いました。



この時点で10時15分すぎ。時間が余りまくっている…。ということで一旦ここを離れ、逆方向の海浜幕張駅を越えた場所にある『メッセアミューズモール』へ歩く。ライブTシャツに着替えたり、ゲーセンで各々がやりたいゲームをやるため別行動することに。

f:id:bagpipe_ps:20211103163812j:plainf:id:bagpipe_ps:20211103163756j:plainここで、初めてプリチャン筐体デビューしました…。アニメだけ見て原作のゲームやらないのはどうかと思っていたので、いつかやろうとは思ってましたがようやく達成。コイン投入時に爆音でBGMやボイスが流れたのには若干ビビりながらも、心を女児にして楽しみました。コーデ選んでる暇なかったので、プレイ後にもらえるプリチケを獲得するや否や即退散w 女児がいなかったのが何よりの救い。ライブを待つゾンサガ&ラブライブのオタクしかいなかったからまあいいか。


時間潰してたらとりあえず11時半を過ぎたので、会場に向かう。道中で高架下にある喫煙所を発見!!友人が飛びつくも、まさかの閉鎖中ww なぜなんだ!運悪すぎる!


12時過ぎに会場着。検温やコロナ関連のアンケートに回答し席へ。ステージから近いAブロックだったので歓喜。まあ前になったところで、低身長の自分はアリーナ席だと前方の客の頭でステージ見えなくなるんですけどもね〜えぇ。ちなみに早めに入ってひたすら友人と喋ってましたが、実際のとこ12時半に入ってもなんら問題なかったかも。13時になり照明が落とされ、いよいよライブスタート!!



ゾンビランドサガLIVE 〜フランシュシュ 佐賀よ共にわいてくれ〜(10.17)


1.REVENGE

まずは本編でも印象的だったこの曲からスタート!好き過ぎて誇張抜きに100回ぐらい聴いてきたこの曲を生で体感できて本当に最高でした。終盤の『炎にくべて高く狼煙を〜!!』の本渡さんの雄叫びのような伸びのある声がCD音源とは迫力が段違いで凄かった…。ダンスやフォーメーションはだいぶ激しめだけど、一切歌声がブレない田野さんのパフォーマーとしての実力エゲつないっ!!あとシブヤノオトで初お披露目となった衣装がシブヤノオト専用なわけがなく、ちゃんとライブでも着てくれてました。良かったです。

2.大河よ共に泣いてくれ

何回も聴いたOPテーマ。『来世など当てにするものか』というゾンビとしての強いメッセージ性を含んだ歌詞が大好きなんですが、ここの本渡さんを源さくらに重ねずにはいられませんでした。良かったです。

3.風の強い日は嫌いか? FranChouChou cover

白竜さんが登場して歌うんじゃないかと思っていたこの曲、そんな予想は外れてしっかりフランシュシュバージョンでお送り。終盤の『目ぇ捨てんな耳を閉じんな、魂の拳突き上げろ!』というホワイト竜から預かったフレーズを生で聞けて良かったです。

4.佐賀事変

衣川さんが直後のMCで『自分の中で昨日より色気を増して歌いました』とコメントしていたように妖艶な姿で登場。2月のライブでも披露していた曲ですが、アニメの佐賀事変回を観た後だと誰の想いが乗ってる歌なのかが明確になり感慨深いものもあるなと。良かったです。

5.50と4つの忘れ物

作曲を担当した山下洋介さんがギター演奏で参加。バックで響くのはアコースティックギターのみなのでボーカルの実力が直接影響してくる曲ですが、そこは河瀬茉希さんクオリティなので心配する必要は一切無し!安定感抜群かつ純子の可憐な様子も思わせる歌声でバッチリ決めてはりました。良かったです。

6.命

アニメと同じく、ボーカルは高山みなみさんではなく阿部カノン(12)さん。本編では腹黒い面が目立ちましたが、ライブで阿部カノンさん本人の繊細な歌を聞くと、大空ライトって実は芯からめっちゃ良い奴なのでは?という錯覚に陥るな。そんなことはないんだけど。良かったです。

7.リトルパラッポ

本編と同じく大空ライトの直後に星川リリィ。今回のライブでとにかく凄かったのはここかも。アニメでもスキャット曲を見事に歌い上げていた田中さん凄過ぎましたが、生でも全く相違ないパフォーマンスを披露!!エグ過ぎ!もしかしてここだけCD音源流してたんじゃないの?と疑ってしまうような寸分違わぬ歌声。振り付けもある中でなんでこんなに完璧にできるんかね。理解が追いつかない。ちなみに同行してくれた友人はライブ終わった後に、田中さんがすごい可愛かったと思わず感想を漏らしておりました。


男子トイレ前で写真撮ってるのも含めて、良かったです。

8.目覚めRETURNER(3号ソロVer.)

いや〜〜〜〜種田さん可愛かったね〜〜〜〜〜〜……とただのファンの薄い感想がダダ漏れになってしまいましたが、ステージ上の可憐な水野愛の表情やダンスをそのまんま再現されていた種田梨沙さん、あんた最高よ!!モニターではダンスに合わせてエフェクトもかかる芸の細かさもあり。良かったです。

9.激昂サバイブ

河瀬さんがアニメと同じくエレキギターを手にして歌唱。素人目でも難易度が高いと思えるラップも交えた激しいロックチューンでしたが、誰もミスることなく歌っていたのはすごいなぁと。そしてここでも会場に響き渡る河瀬さんのボーカルが最高。その強い力でグググッと涙腺を刺激されて、なんか涙出そうでした。良かったです。

10.FLAGをはためかせろ!/ヨミガエレ/アツクナレ/特攻DANCE ~DAWN OF THE BAD~

第1期の曲をメドレーで、6人が半分ずつ分かれてトロッコに乗り全体を回りながら披露。このときキャストの皆さんをものすごい近くで見ることができたんですけど、もうちょっとね…種田さんの声ファンかつ顔ファンである僕は(シンプルに『ファン』って言えば?)ねぇ…もうねえ……自分から約10mという至近気味の距離に種田さんが入ることなんてまったく想定してなかったから爆裂に緊張したしねぇ…あとお顔が可愛過ぎてねぇ…やばかったですねぇ…………。。。。。笑顔も真剣な表情も身振り手振りも、全てが針となって心に刺さり、癒し成分をどんどん流し込まれたような気持ちになりました。古い例えで申し訳ないけど、Supercellのメルトみたいな感情になりましたね。「溶けてしまいそう」「目も合わせられない」ってやつよ。いやまぁ目は合わせに行ったけれどもw しかしまぁねぇ…一瞬ガチ恋勢になりかねなかったですね。危ない危ない。誰かと一緒にライブ参戦して、関係ないことも喋れてよかったわ。1人で行ってたらライブの後種田さんのことしか考えられなくなってガチ恋沼にズブズブと沈んでた可能性が大いにある…ww ライブレポを少し時間置いたのは、単純に書く時間がなかったのもあるけど、気持ちを冷まさずに書いてたら今以上に気持ち悪い文章を垂れ流す可能性があったからという理由もありますw いや、本当にね、現地で参戦できてマーーーージで最高でしたよ。良かったです。

11.ぶっちゃけてフォーユー

ここではゲストの花澤香菜さんも『フランシュシュ7号』として参戦。ゾンビとしての一面をこの曲では一旦捨ててアイドル方面に全振りする、いわゆる『世間体曲』。その呼び方は俺しかしてないけど。フォーメーションが激しく変動する曲ですがキャストの皆さんは笑顔を振りまきやり切っていて凄かった。多忙の中で練習回数が少なかったのに、花澤さんが完璧にパフォーマンスしていたと田野さんが絶賛したシーンも印象的。良かったです。

12.光へ(with7号ver.)

ここでも花澤香菜さん出演。第1期のEDテーマである『光へ』は個人的にiPhoneが擦り切れるほど聴いた曲なので、違う人の声が入ってくるとノイズのように感じてしまいかねないんですが、花澤さんの澄んだ声はもちろんそんなことにはならない。自然に調和し、さらに華やかさを増したそのパフォーマンスはとても素晴らしかった。良かったです。

13.輝いて

2月のライブでも披露されていましたが、アニメ本編で歌われてからは初披露。いや最初から最後までずっと歌詞がいいんですよ!特に『生命創生以来の出来損ないなら 胸を張るのがカタルシスじゃない?』って部分がすごく好きなんですけど、そこを生歌で聞いた時に胸にくるものがありましたねぇ…。アニメの最終話で披露された時に涙しそうになったんですがその感情が蘇ってくるようなパフォーマンスでした。良かったです。

14.追い風トラベラーズ

ゾンビとなった彼女らから送られる、その先を見据えた希望に溢れる一曲なわけですが、アニメ本編を踏まえてここまでライブを見届けてきた観客は、みんな心に染み入って素直に背中を押されたような気持ちになったんじゃないでしょうか。良かったです。

15.徒花ネクロマンシー【アンコール】

ここからアンコール。三石琴乃さんの登場はめちゃくちゃ昂った!『たえちゃんに呼ばれたから来ちゃった』という言葉もすごい良かったし、観客にボディ&レスポンスを求めてキャストが涙したりとサプライズ要素を三石さん自身が持ってきていたのが嬉しかったですね。確か三石さんって、顔出し自体はするけど演じているシーンで顔を見せることはしない、というポリシーを持ってる声優さんだったと思います。FM佐賀のラジオでは、三石さんは実際に歌ったり踊ったりしないというポジションだから役を引き受けた部分もあると語られてましたし、1期の打ち上げで三石さんも含めたフランシュシュ全員で徒花を踊ったという話もあり、その映像は絶対に世に出回ることはないんだろうなぁ…と思っていた矢先に、そんな方がポリシーを多少曲げてまで(ポリシーを曲げたのかどうかは断言できませんが)舞台上に出てきて頂けたことが、本当に良かったです。そして三石さんが『モニターを見て』と告げて舞台を去ると…

劇場版発表〜〜〜!!!!!!やっしゃーーーーーー!!!!!!!!!!ありがてぇです!!キャストにも伏せられていたようで、『この先何も決まってない』と1日目に言っていたらしい田野さんの言葉をいい意味で裏切ってくれました。てっきり第3期かと思ってましたが映画でやるのね。この作品は毎週テレビでやる方が映える気もしますが、とりあえず2期のあの終わり方をどう繋げてくれるのか楽しみなので、ひとまず公開日の発表を待ちたいと思います。

16.夢を手に、戻れる場所もない日々を【アンコール】

そういえばやってなかった2期ED。なんでこれがアンコールなんだと思ったけど、アニメと同じようにラストを飾る意味を込めてなんだろうね。ライブが終わってしまうことの寂しさを感じながらしっとりかつハキハキとした歌声に癒されてこのままライブは終了。良かったです。

総括

いやほんとに最高のライブでしたね。アニメで見た風景を再現させてくれるような構成や演者さんのパフォーマンスに終始感動しっぱなしでした。ここまででは触れなかったけど、佐藤せつじさん&かぬか光明さんの繋ぎブロックも忘れてはならないシーン。佐藤せつじさんは最終話を観たら全部終わってしまうので、あえてライブ1日目を終えるまで観なかったのだと語っていたのが印象的。ゲストの花澤さんも三石さんも含めて本当に熱い魂を感じる素敵なライブでした。正直なことを言うと、REVENGEなど激しいダンスを交えた曲だと、少し声がブレているようなシーンもあって、没入できなかった部分もごくわずかにありました。いち観客のくせになに生意気垂れ流してんだと思われるかもしれませんが、それは少し思っちゃったんだからしょうがない。

ただ第1期の頃と比べて、楽曲のバリエーションもパフォーマンスのクオリティもグッと上がってたのも事実!アニメでは巽幸太郎に無理難題を押し付けられながらも問題に抗ってきたフランシュシュの姿が印象的ですが、実際の演者さんもそんなふうに見えました。そこまでアニメに沿ってるのかよと。幸太郎が本当に名プロデューサーなんだなと思わされるライブ。アニメじゃなくて現実でそう思うことがあるなんてね。現地で体感できて本当に良かったです。ほんで、田野さんが口にしていた『私たちを武道館に連れてってください!』という言葉を実現させたいです。ありがとうございました。



ライブ終了後

ライブの余韻に浸りながら友人と歩く。友人が喫煙所にいる間ていすとさんと改めて挨拶させていただく。時間が足りなかったのでまたお会いする時にガッツリ語ろうな。そしてホテルへ。3種類もある大浴場の一つに浸かる。朝から休む暇なく動いていたのでとにかく気持ちいい。部屋に戻ると、『千葉県おもてなしクーポン』なる存在が書かれた紙があるのに気付く。

travelersnavi.com
5000円分のクーポンを500円で販売…という狂ったサービスがあったのですぐさま購入w どこでどう儲けてんだよ!1階のレストランで夕食を取る。本来ならそこそこお値段の貼るビュッフェでしたがクーポンのおかげでだいぶ割引価格で楽しめました。

f:id:bagpipe_ps:20211103205534j:plainほんでステーキ食い過ぎてまあまあ腹膨れました。部屋に戻ると、テレビでアパホテルのVODが楽しめるとのことで作品をチェック。するとホラー映画好きの友人が勧めてくれた1本の映画を見ることに…。



事故物件 怖い間取り

2020年公開、中田秀夫監督のホラー映画。松竹芸能所属の松原タニシさんのノンフィクション小説を原作とした作品。友人からは『終盤がハリーポッターみたいで面白いよ』と勧められたのだが、まさにその通り。途中までは、こんな亀梨和也みたいなイケメンが芸人やってたら人気出ないわけないだろ微妙なホラーだなぁ!と思いながら見てた分、終盤で炎系の魔法を操ってるようなシーンでは爆笑してしまいました。ホラーかと思ったらコメディ作品だったので、ホラー苦手な僕でも楽しめました。これもしかして真正面からホラーだと思って作ってないよね?コメディで合ってるよね?



就寝〜翌日午前中

お腹も落ち着いてきたので2つ目の大浴場に入る。サウナがあるため入ってみたはいいものの、ミストサウナだったので全く熱くなく拍子抜け。いやミストとはいえどももうちょい汗かかせろや、というクオリティのものだったので湯船に浸かって早めに退散して就寝。起きてすぐ3つ目の大浴場に行ったらここはドライサウナでそこそこ汗かける。外気浴は風が死ぬほど寒かったけど上手くやればちゃんとととのえそうでした。ここに関してはもう一度行きたい。

f:id:bagpipe_ps:20211103205542j:plain朝も昨晩と同じレストランでモーニングビュッフェ。テレビ千鳥の一周だけバイキングを思い出しながらメシをチョイスしていったけど、卵料理多過ぎな。あと俺は魚が食えないのでどうしてもバリエーションの幅が狭くなってしまう。ここれはフレンチトーストを食べまくって退出、少しダラダラしたのちに10時過ぎにチェックアウト。このダラダラしてる時間すごく好きなんですよ。


外へ出ると、晴れのはずなのに極寒!友人は半袖短パンで来ていたのでめちゃくちゃ寒そうw というわけで最寄駅から近い場所にアウトレットがある謎施設へGO。服を着込んで東京駅へ向かう。




地獄の帰路

時刻は12時過ぎ。元々の予定では、ここから上野にあるサウナに行こうとしていたのだが、コロナ禍で事前予約制に切り替わっていて、平日とはいえ予約が埋まっており断念。ならば、まだ遊べそうだけどもう地元に帰ることにした。駅に着いて、佐野実氏がプロデュースしていた店が東京駅地下のラーメンストリートにあるから行こうか、と決まるも、平日とはいえ東京駅なので行列がしっかりできており、再び断念。大丸にある『メルヘン』という店でサンドイッチを買い、新幹線の車内で食べることに。


13時3分発のひかりに乗り込む。コロナもあるし平日なのでまあまあ空いていた。2人がけの自由席に腰掛け、サンドイッチを食べながら喋っていると列車は動き出す。お互い携帯を見て、僕はイヤホンをつけて音楽を聴くなどしていると、だんだん列車のスピードが遅くなり、13時半ごろ、ついには停車。ふと外を見ると、『小田原駅』の文字が。僕らが乗ったひかりは新横浜を出たら静岡まで止まらないはず。どういうことだ?と思いながら車内アナウンスを聞くと、衝撃の情報が飛び込んでくる。

12時55分ごろ、豊橋駅で線路内に入った人が列車と接触(その後死亡が確認される)し、その現場検証のため東海道新幹線の広い区間で運転を見合わせることが発表された。現場の様子からするに、誤って転落したのではなく、自らの意思で柵を乗り越え、通過用の路線に立ち入ったことが想像できる。いやぁ…現場は相当凄惨な状況になっているんだろうな…と思いながら、この列車はいつ動くのかが気になってくる。

f:id:bagpipe_ps:20211103212002j:plain車内アナウンスでは当初「15時30分ごろ運転再開予定」と発表されたので、あと1時間半以上は長いけど待つしかねぇ…とラジオを聴いたり適当に携帯をいじって過ごしていた。しかし、写真で伝わるか微妙だがわずかに傾いた車内で過ごすのには些かストレスが溜まる。さらに、停車位置の関係なのかドアが開かれることはなく、一旦ホームに出ることも許されない環境。しんどいぞ……。さらに追い討ちをかけるように、14時40分ごろ、『運転再開は16時半ごろに延長』という知らせが…。1時間後にはそれすらも伸びるという連絡があり、フラストレーションが車内全体に溜まっていくのがわかった。


そこで僕は、ひとつ暇つぶしができる案を思いつく。カバンに入れっぱなしで結局使わず邪魔でしかなかったNintendo Switchがここで活きるのではないか?そう思いおもむろに本体を取り出し、発売したての『おすそわける メイドインワリオ』を友人とプレイすることに。ジョイコンが2つ標準搭載されているSwitchのこの機能をちゃんと使う日が来るとはね!!2人プレイマジでめちゃくちゃ楽しかったよ。体験版をプレイ済みだった友人とは列車が浜松駅に着くまでずっとそれで遊んで時間を潰すことができた。任天堂さん心から感謝です。


新幹線は16時50分ごろに運転再開され、浜松駅には約3時間半遅れて17時45分ごろ到着。長かったぜぇ〜〜〜〜〜……………。。。

駅に着いて駅員のアナウンスで知ったのだが、どうやら新幹線は2時間以上遅れた場合は、特急券の料金が払い戻しになるらしい。迷わずその列に並び払い戻してもらうことに。ほんでこの列も長かったからね!!特急料金3400円が払い戻され、実質4500円ほどで東京-浜松間を移動したことになる。安いねー。こんな待つのダルいけど!!

よく列車に飛び込んで自殺すると遺族に多大な賠償請求が来るという話を聞くけど、今回2時間以上遅れたことで何万人もの人に特急料金が払い戻しされたとなると、遺族に振りかかる額が莫大だとは素人目でも想像がつく。背筋が凍るね。自殺なんてするもんじゃないな、と改めて思うのでした。


そして疲れた体にさらに追い討ちをかけられたので、帰ってすぐ迷わずサウナに直行しました。もうね、めちゃくちゃリフレッシュしましたねw










………と、長キモおもろない感想文は以上となります。ご静聴ありがとうございました。もし作品を知らない方がこの記事でゾンビランドサガの存在に少しでも興味をお持ちになったら、今すぐAmazonプライムビデオで再生してみてください。割と楽しく見れるのでおすすめです。是非。

またライブで旅行行きたいっすね。では。